シュレッダーが動かない?故障した?原因と対処法まとめ
2025.07.23 更新

目次
1.紙詰まりを起こした(細断中に止まってしまった)
シュレッダーで最も多いトラブルが紙詰まりです。
一度に大量の紙を入れたりホチキスの芯を外さずに使ったりすると、刃の部分で詰まって停止します。
多くの場合は、詰まった紙を丁寧に取り出すことで再び動くようになります。
1. 電源を切る
シュレッダーの電源を切り、コードを抜いてください。
作業中に意図せずシュレッダーが作動するのを防ぎ、怪我しないようにするために大切な手順です。
2. 紙の取り出し
まずは可能な限り、手で詰まった紙を取り出してください。
次に小さなピンセットやつまようじを使って、刃に詰まった紙を少しずつ取り除きます。
このときシュレッダーの刃を傷つけないように注意してください。
3. 逆転機能の使用

多くのシュレッダーには逆回転機能があります。
正回転と逆回転を何度か繰り返し、詰まった用紙が取れるかどうか試してください。
4. シュレッダーオイル

詰まりがひどい場合や手で取り出せない場合は、シュレッダーオイルを使ってみましょう。詰まりを取り除きやすくなります。
-
ご注意
・シュレッダーの刃は非常に鋭いので、手や指を切らないように注意してください。
・詰まりを強引に取り除こうとするとシュレッダーを壊す可能性があります。無理な力は加えないようにご注意ください。
2.オーバーヒートランプが点灯している
シュレッダーには熱による故障を防ぐために、連続で使用可能な時間が決まっています。
これを「定格時間」と言います。定格時間はシュレッダーごとに異なります。製品仕様を確認しましょう。
一度に大量の紙を細断すると、オーバーヒートする可能性が高まります。
同時に細断する紙の枚数を減らすか、細断の間隔をあけることを検討してみてください。
1. シュレッダーの電源を切ります
無理に使用を続けると、内部の部品が損傷する可能性があります。
2. シュレッダーが自然に冷えるのを待ちます

オーバーヒートで故障しないように、自動的に電源がオフになって動かなくなる症状です。
長時間の使用が原因のことがほとんどです。
休⽌時間はシュレッダーにより異なりますが、1時間程度の機種が大半です。
3.ごみ捨てランプ(満杯センサー)が消えない
ごみ箱を空にしても、ごみ捨てランプが消えないことがあります。
センサー部分に紙くずやほこりが付着していると、誤作動を起こす原因になります。
そのまま使用を続けると故障や不具合の原因にもなるため、センサーまわりをきれいにすることが大切です。
1. シュレッダーの電源を切り、再度入れ直す
まずは電源のオン/オフを行います。
2. 中に残っている細断くずを取り除く
ダストボックス内に細断くずが多く溜まっていると、センサー誤作動の原因になります。
ダストボックスに細断くずが残っている場合には、取り除きましょう。
3. センサー部を清掃する
細断を繰り返していると、紙粉がセンサーに蓄積します。
センサー部分に細断くずやホコリがついていないか確認し、綿棒などで汚れを取り除きましょう。
4. ゴミ袋を外してみる

ビニール袋が当たって、紙くずと誤認識する場合があります。
ゴミ袋を外してみて、症状が改善するかどうかお試しください。
※細断くずの付着を防ぐには?

細断くずは静電気でダストボックス内に付着します。
固く絞ったタオルで水拭きをしたり、静電気除去シートを使うと、ダストボックスに細断くずが張り付きにくくなります。
4.モーターの回転が止まらない
紙が入っていないのに、モーターが止まらないことがあります。
センサーに紙くずが残っていると、細断中だと誤認識して動作を続けてしまいます。
本体の内部や投入口を確認し、細断くずを取り除いてみてください。
1. シュレッダーの電源を切る
まずはシュレッダーの電源を切ります。モーターが停止します。
念の為、コードを抜いてください。
2. センサーを綿棒などで掃除する

シュレッダーには、紙の投入を感知するセンサーがあります。
このセンサーに紙粉や細断くずが付着していたり汚れていたりすると、センサーが動作し続けてモーターが止まらなくなることがあります。
綿棒などで汚れを取り除きましょう。
3. 中に残っている細断くずを取り除く

ダストボックス内に細断くずが付着していると、センサー誤作動の原因になります。
ダストボックスに細断くずが残っている場合には、取り除きましょう。
4. ゴミ袋を取り外す

ビニール袋が当たって紙くずと誤認識する場合があります。
ゴミ袋を外してみて、改善するかどうかお試しください。
4. 故障の可能性
上記の方法で解決しない場合は、センサー故障などが考えられます。
保証期間を確認して、購入した店舗に相談するか新しいシュレッダーを購入することを検討してみてください。
5. 半ドアランプが点灯している
ゴミ捨て中に誤ってモーターが回転しないように、ドアが閉まっていない状態ではモーターが回転しないようになっています。
これを「インターロック」といいます。インターロックが解除されていない場合には半ドアランプが点灯します。
半ドアランプが点灯している場合は以下のポイントをチェックしましょう。
1. ダストボックスをセットし直す

奥まで押し込んだつもりでも、きっちりと押し込まれていないこともあります。
ダストボックスを⼀度取り出し、もう⼀度奥までしっかり押し込みましょう。
2. ゴミ袋を挟んでいないか確認する

ゴミ袋を挟んでしまうと、ダストボックスがきちんと奥まで押し込まれず、インターロックが解除されない場合があります。
ゴミ袋がはみ出していないか確認しましょう。
⼤きめのゴミ袋を取り付けると、扉が閉まらない原因になります。
ゴミ袋が上⼿く収まらない場合は、ゴミ袋のサイズを⼩さくしてください。
6.切れ味が悪い、つながっている
シュレッダーの切れ味が悪くなり、紙が途中でつながることがあります。
刃に細断くずが詰まっていないか確認し、オイルを差してメンテナンスしてみましょう。
1. 細断くずが詰まっていないか確認する
細断くずが詰まっていると、シュレッダーの性能が低下します。
電源を落としコンセントを抜いた状態で、詰まっている裁断くずを取り除いてください。
2. メンテナンスオイルを注⼊する

専⽤のメンテナンスオイルを注⼊することで刃が滑りやすくなり、刃に残る細断くずの量を軽減します。
刃に細断くずが残りにくくなるため、紙詰まりも起こりにくくなります。
3. 一度に処理できる紙の枚数を超えていないか確認する
一度にたくさんの紙を入れすぎると、シュレッダーの性能が低下します。
製品ごとに処理できる紙の枚数は決まっています。仕様を確認して対応枚数以内で利用してください。
4. 刃が劣化していないか確認する
長く使い続けると、刃の切れ味が少しずつ落ちてきます。
メンテナンスオイルを使っても切れ味が戻らない場合は、買い替えのサインです。
新しいシュレッダーを購入することを検討してみてください。
-
メンテナンスオイル
-
メンテナンスシート
7.上記以外の症状、対処方法を行っても解決しない場合
上記以外の症状、対処方法を行っても解決しない場合は、修理ができるか購入店に確認しましょう。
修理ができない場合には、新しいシュレッダーの購入を検討することをお勧めします。
サンワダイレクトでは、裁断方式、用紙サイズ、連続稼働時間、ダストボックスの容量や対応メディアなど、
豊富なバリエーションを用意しております。
こんなお困りごとは TEDASUKEでプロに相談!
今回ご紹介したシュレッダーとは異なりますが、
家具の組立がうまくいかない、Wi-Fiがつながらない、パソコンの初期設定に困っている…
そんな日常の「できない」や「わからない」は、TEDASUKEのプロが手助けします。
難しい作業は
プロに依頼
TEDASUKEでは、
お困りごとの作業を任せられる
プロをご紹介いたします。
必要な道具を持っていない
作業スペースの確保が難しい
作業が難しそうなどの不安がある方は、
ぜひご依頼ください。
オフィスや自宅で活躍するシュレッダーは便利な機器ですが、突然の不具合に困ることもあります。
まずは慌てずに、現在の状態を冷静に確認してみましょう。
シュレッダーのトラブルは、「紙詰まりを起こした」「止まらなくなった」「動かない」など、いくつかのパターンに分けられます。
正しい手順で対処すれば、自分で解決できる可能性も十分にあります。
この記事では、シュレッダーの不具合を症状ごとに整理し、それぞれの原因と対処法をご紹介します。
まずは症状に合った項目を確認し、無理のない範囲で対応してみましょう。