より長く使うために!シュレッダーの日常メンテナンス方法
2024.01.16 更新
目次
シュレッダーの日常メンテナンス方法
1こまめにダストボックスの裁断くずを捨てる
ダストボックスが満杯の状態で裁断、逆回転を行うと細断くずを巻き込み故障の原因になります。
細断くずの逆流による詰まりやカッターの破損を防ぐためにも、こまめなゴミ捨てが大切です。
2定期的に手動で逆回転を行う
使用後に逆回転/逆回転の動作を数回繰り返して、
刃の間の細断くずを落とします
3センサーのレンズを綿棒などで掃除する
細断を繰り返していると、紙粉や裁断くずがセンサーに付着します。細断くずが付着しているとセンサー誤認識の原因になります。綿棒などで汚れを取り除きましょう。
※シュレッダーを掃除するときには、エアダスターなど可燃性のある道具は絶対に使⽤しないでください。
4オイルをさす
オイルを注入することで刃が滑りやすくなり、紙づまりや刃に残る細断くずの量を軽減します。
メンテナンスシートは、作業をよりかんたんにした便利なアイテムです。
メンテナンスオイル・メンテナンスシートの使い方
メンテナンスオイルとは?
シュレッダーの切れ味を維持する、メンテナンス用のオイルです。
オイルを注入することで刃が滑りやすくなり、紙づまりや刃に残る裁断くずの量を軽減します。
刃の滑りが良くなるので裁断部分の摩擦が小さくなり、騒音の低減にもつながります。
メンテナンスをより簡単に行える、メンテナンスシートという製品も用意されています。
メンテナンスオイルの使い方
オイルを染み込ませた用紙を裁断する方法と、刃に直接オイルをさす方法があります。
- オイルを染み込ませた用紙を裁断する方法
- ①用紙を3~4枚重ねて、一番上の紙に図のようにオイルを塗る。
②オイルを塗った紙の上に、用紙を重ねる
③出来上がった紙をそのままシュレッダーにかける
- ①用紙を3~4枚重ねて、一番上の紙に図のようにオイルを塗る。
- 刃に直接オイルをさす方法
- ①投入口の端から端までライン状に、オイルを刃の部分に注入する。
②シュレッダーの「逆回転ボタン」を押して、5秒ほど逆回転する。
手動式の場合は、正回転と逆回転を10秒ずつ繰り返す。
③用紙1枚をシュレッダーにかけて完了
- ①投入口の端から端までライン状に、オイルを刃の部分に注入する。
メンテナンスシートの使い方
シュレッダーに通して細断するだけで、シュレッダーの刃のメンテナンスができます。
いつもの細断と同じようにシュレッダーにかけるだけで、簡単に手を汚さずメンテナンスが可能です。
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メンテナンスオイル
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メンテナンスシート
シュレッダー メンテナンス時の注意点
必ず電源を切りコンセントを抜いて作業を行う
用紙が手で取り除けそうな場合も、そのまますぐに手を触れては危険です。
まずは電源を切りコンセントを抜いた上で、軍手や厚手のタオルを使い、
カッター部分で手を切らないように気を付けながら、用紙を取り除いてください。
次に先の細いピンセットなどでかき出すようにし、紙詰まりを解消してください。
エアダスター等、可燃性のものは使用しない
エアダスター等、可燃性スプレーは絶対に使用しないでください!
エアダスターに使用されている殆どのガスが可燃性です。
パソコンやOA機器等のほこりを取り除くためによく使用されていますが、
シュレッダーに使用すると機械内部やダストボックスにガスが残留し、引火・爆発の恐れがあり大変危険です。
シュレッダーの紙詰まりを解消するために裁断くずを飛ばしたいときには、ガス不使用の電動エアダスターがおすすめです。
シュレッダーは刃の摩耗が気になったら買い替え時期!
メンテナンスオイルを使っても切れ味が戻らない場合は、買い替えのサインです。
無理に古いシュレッダーの使用を続けると、故障や怪我につながる可能性もあるため、
早めに新しいシュレッダーの購入を検討することをお勧めします。
サンワダイレクトでは、裁断方式、用紙サイズ、連続稼働時間、ダストボックスの容量や対応メディアなど、
豊富なバリエーションを用意しております。
難しい作業は
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お困りごとの作業を任せられる
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必要な道具を持っていない
作業スペースの確保が難しい
作業が難しそうなどの不安がある方は、
ぜひご依頼ください。
オフィス、ご自宅で使っているシュレッダー。
仕事に関する機密情報や個人情報の保護に欠かせない便利なアイテムですが、きちんとお手入れはされていますか?
シュレッダーは刃で紙を切るため、消耗品です。
カッターや包丁の切れ味が落ちるように、シュレッダーの刃も使い続ければどんどん切れ味が落ちていきます。
メンテナンスを怠ると、切れ味が悪くなり裁断できない・紙が詰まる・動作音が大きくなる…
また故障の原因になることも。
大切なシュレッダーを長く使うため、また切れ味を良好に保つために 正しいメンテナンス方法をご紹介致します!