トレイルカメラとは?有効な場所・おすすめ設置場所と設置方法を解説
2026.02.24 更新
トレイルカメラとは
トレイルカメラは、人や動物の動きを検知して自動で撮影(写真/動画)する屋外向けカメラです。
赤外線センサーで反応し、夜間は赤外線で暗所撮影できる機種が一般的です。
- 電源工事なしでも使いやすい(電池駆動/一部は外部電源対応)
- 通信なしでも記録できる(SDカード保存)
- 現場に合わせて運用を選べる(写真撮影・動画撮影・インターバル撮影など)
まずは「何を確認したいか(侵入/盗難/獣害/見守り)」を決めると、設置場所と設定がスムーズです。
-
人感センサー(動体検知)の仕組みについて
トレイルカメラは赤外線センサー(PIRセンサー)で、人や動物の体温による温度の変化を感知して撮影します。
そのため、ガラス越しでは正常に反応しません。
室内に設置して窓越しに屋外を撮影する用途には向いていない点にご注意ください。
人感センサー(動体検知)は利用できませんが、昼間のスケジュール(インターバル)撮影であれば撮影は可能です。
※名称は機種により異なります
ただし、夜間は赤外線フラッシュがガラスに反射するため、自動撮影・スケジュール(インターバル)撮影のいずれも撮影できません。
また、周囲の気温と対象物の温度差が小さい場合は反応しにくくなることがあります。
反対に、風で揺れる葉や枝、直射日光による急な温度変化などにも反応することがあり、意図しない撮影(誤反応)が発生する場合があります。
-
撮影方法について
トレイルカメラの撮影方法には、主に「動体検知」と「インターバル(定点撮影)」があります。
■ 動体検知(通常モード)
赤外線センサー(PIRセンサー)が温度変化を検知したときだけ撮影します。
不審な侵入や動物の通過など、「動きがあった瞬間」を記録したい場合に適しています。
■ インターバル(定点撮影)
一定時間ごとに自動で撮影するモードです。
動きが小さくてセンサーが反応しにくい対象や、状況の変化を定期的に記録したい場合に向いています。
※対応している撮影モードや設定内容は機種によって異なります。詳しくは機種の詳細仕様をご確認ください。
おすすめの設置場所
ここでは、実際に設置されることが多い具体的な場所を紹介します。
トレイルカメラは、「いつ動きがあるか分からない」状況の確認に向いており、常時監視が難しい環境でも自動で記録できます。
不審な出入りや動物の出没など、発生時間が予測できないケースの把握にも役立ちます。
電池式の機種がほとんどで、電源がない場所や配線工事が難しい場所でも比較的簡単に設置できるのが特長です。
「人や動物が通りそうな位置」を意識することがポイントです。
1 玄関まわり・建物の出入口
出入口は人の出入りが発生する場所です。
不審な侵入や、出入りの有無を記録したい場合に向いています。
2 建物の裏手や死角になる場所
建物の角や裏手、フェンスの切れ目などは人目が届きにくいポイントです。
通行や侵入が起こりやすい導線を想定して設置します。
3 畑・家庭菜園・資材置き場・駐車場
動物の出没確認や、車両の動きを後から確認したい場合に活用できます。
電源が取りにくい屋外エリアでも設置しやすい点が特長です。
設置方法
ここでは一般的なトレイルカメラの設置手順をまとめます。
1 設置前に準備するもの
- トレイルカメラ本体
- 電池(または外部電源)
- SDカード(対応容量・規格は機種に合わせる)
- 固定用ベルト/ブラケット
- 必要に応じて:結束バンド、南京錠(盗難対策)、脚立
2 取付位置(高さ)を決める
目安は「撮りたい対象」によって変わります。
人の侵入確認なら胸〜目線より少し下、動物中心なら低めの位置が基本です。
まずは仮設置して、テスト撮影で調整してください。
3 ベルト等でしっかり固定する
木・柱・フェンスなどに固定します。
ガタつきがあるとブレや誤反応の原因になるので、揺れないようにしっかりと締めます。
4 向き・角度を調整する(誤反応対策)
誤反応の原因は「熱源の変化」「枝葉の揺れ」「直射日光」「反射」です。
次のポイントを避けると安定します。
- 画角内に揺れる枝葉が入らないようにする
- 日中の直射日光が入りにくい向きにする
- エアコン室外機・排気口など熱が出る場所を画角に入れない
- 道路の車のライトや反射物(看板・金属面)を避ける
また、カメラの向きや角度も重要です。
出入口や通路を真正面から狙うのではなく、やや斜めに向けるのがおすすめです。
斜めに設置すると、被写体がフレーム内にいる時間が長くなり、
撮り逃しや白飛びを防ぎやすくなります。
特に赤外線撮影では、正面から強い反射があると白く写る場合があります。
5 設定してテスト撮影 → 微調整
いきなり本番運用にせず、感度・撮影間隔・解像度を調整しながらテストすると失敗が減ります。
「撮れない/撮れすぎる」の両方が起きやすいので、まずは短時間のテストがおすすめです。
-
おすすめ
-
おすすめ
暗闇で目立たない940nm不可視赤外線LED内蔵のトレイルカメラ。4K画質で撮影でき、防水防塵規格IP66取得済み。配線工事が不要で、撮影したい場所に簡単設置。
-
おすすめ
-
おすすめ
トレイルカメラに関するQ&A
トレイルカメラを初めて使う方から寄せられる、よくある質問をまとめました。
機種によって仕様や設定項目が異なるため、詳しくは各機種の取扱説明書・詳細仕様もあわせてご確認ください。
Q. 夜間でも撮影できますか?
はい。多くの機種は赤外線による暗視モード(白黒撮影)に切り替わり、夜間や暗所でも撮影できます。
赤外線の照射距離や画質は機種によって異なります。
Q. ガラス越し(窓越し・車の窓越し)でも使えますか?
人感センサーは温度変化を検知する仕組みのため、ガラス越しでは動体検知は利用できません。
昼間のスケジュール(インターバル)撮影モードであれば撮影は可能です。
ただし、ガラス越しでの夜間撮影は赤外線がガラスに反射するため、自動撮影・スケジュール(インターバル)撮影のいずれも撮影できません。
ガラス越しで使用する場合は、設置環境と撮影時間帯にご注意ください。
Q. うまく撮れない(撮影されない)ときは何を見直せばいいですか?
まずは次を確認してください。
・電池残量/外部電源の供給
・SDカードの挿し込み・容量・対応規格(初期化が必要な場合もあります)
・センサー感度、撮影間隔、検知範囲に対象が入っているか
・カメラの向き(通路を真正面ではなく、やや斜めに向けると撮り逃しが減ります)
外気温が低い場合、電池の種類によっては正常に動作しないことがあります。
一般的なアルカリ乾電池は、5度以下の環境では性能が十分に発揮できない場合があります。
低温下で使用する場合は、ニッケル水素電池など低温特性に強い電池の使用を検討してください。
Q. 誤反応(撮れすぎる)を減らすには?
風で揺れる枝葉、直射日光、反射、熱源(室外機・排気口など)が画角に入ると誤反応が増えることがあります。
画角から揺れる枝葉を外す/日差しが入りにくい向きにする/感度を下げるなどで改善する場合があります。
Q. 夜間LED点灯タイプと非点灯タイプの違いは?
夜間撮影時、機種によっては赤外線LEDが点灯します。
■ LED点灯タイプ
赤外線LEDがわずかに光るため、設置していることをあえて認識させることで抑止効果が期待できます。
防犯目的で「見せるカメラ」として使いたい場合に向いています。
■ LED非点灯(不可視)タイプ
赤外線が目に見えにくいため、目立たずに撮影できるのが特長です。
気付かれずに記録したい場合に適しています。
Q. 盗難対策は必要ですか?
屋外設置では盗難リスクがあるため、南京錠・ワイヤーロック・結束バンドなどで固定を強化するのがおすすめです。
人目につきにくい位置に設置しつつ、撮影範囲は確保できる高さ・角度に調整しましょう。
トレイルカメラの設置で困ったときはプロに依頼できます
トレイルカメラは比較的簡単に設置できますが、設置場所や取り付け方法を誤ると、撮り逃しや誤反応、
機器の落下といったトラブルにつながることがあります。
屋外への設置や高所での取り付け、防犯対策まで含めて確実に施工したい場合は、プロへの依頼も選択肢のひとつです。
- 屋外の高所にトレイルカメラを設置したい(脚立・足場が必要)
- 防犯対策として盗難防止ワイヤーや南京錠も含めて固定したい
「どこに取り付ければ効果的か分からない」「トレイルカメラの設置をまとめて任せたい」という場合は、
まずはお気軽にご相談ください。
▶ トレイルカメラ設置のご相談・お問い合わせはこちら
難しい作業は
プロに依頼
TEDASUKEでは、
お困りごとの作業を任せられる
プロをご紹介いたします。
必要な道具を持っていない
作業スペースの確保が難しい
作業が難しそうなどの不安がある方は、
ぜひご依頼ください。
「敷地内に人が入っていないか確認したい」「夜間に動物の気配がする」「畑や資材置き場の様子を記録したい」——
昼夜を問わず、目が届かない時間帯の“記録”に便利なのが、トレイルカメラ(センサーカメラ)です。
固定の防犯カメラと違い、配線工事なしで必要な場所に設置できるのが大きな特長です。
動きがあった瞬間だけ自動で撮影するため、常時録画よりもデータが増えにくく、必要な場面を効率よく記録できます。
この記事では、トレイルカメラの基本から、有効な場所・おすすめ設置位置・設置方法まで初心者向けにまとめました。
最後に「うまく撮れない/設置が不安」なときの相談先も紹介します。